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MtFメイクアップ・トランジション
couple.jpg

こっちみんな。 吉澤です。

この画像は、似たもの夫婦

ではなく、
左の男性を一定のルールに沿って女性的な顔立ちにしたものです。(※冒頭の画像は縮尺だけルール外の変更を加えてあります。彩色はルールと関係ありません)

このエントリは、顔の性差を考慮したMtFメイクアップ・トランジションの手法について扱います。(補足に留め、FtMのケースについても触れています。)
興味のあるかたは続きをどうぞ。

事前に、若手イケメン俳優・若手お笑い芸人・ガッツ石松さんの写真で最終確認してみたところ、いずれも女性的になりました。 ガッツさんは野菜売ってそうなおばちゃんになりました・・。

ちなみに無難な顔モデルを探していて、University of Exeter(UK)の研究報告にあった平均顔をフリーハンドでトレースしました。国際的でしょ?

前置きはこのくらいにしてサクサクいきます。よ~っと。


lines.jpg
(クリックで大きい画像が別ウィンドウで開きます。)

先ほどの男性のイメージ図。※クリック推奨
たくさんマークしてありますが、全て「性差」のあるポイントです。実際のメイクアップと関連しながら順に解説します。(解説番号はマークと対応しています。)

1~4は順番に行うことでスムーズに導入できるようになっています。忙しい朝のメイクのときにも取り入れやすいように手順には配慮しました。




それではいきましょう。


1.にこやかな表情で目をパッチリと開く。

女性の目(開眼部)は男性より縦方向に20%も大きく開いています。パーセントでみた場合、これが最大の違いでした。
このことにより女性は黒目が多く見えるのが特徴で、「カラーコンタクトレンズ」は直接的に黒目の領域を増やし、「二重まぶた」は皮膚を折りたたむことで開眼幅を広げると同時に、二重部分が暗色となることで印象を強めます。
おそらく視覚のパターン認識と関連していて、「つけまつげ」や「アイメイク」など目の周囲に及ぶ明暗も誤認識のようなかたちで注目してしまうのかも。

ただし、三白眼にならない程度に留めてくださいね。


2.目の下・上、眉毛の上のラインが等間隔になるように、やや上方に眉毛をつくる。

目をパッチリと開けたときに眉も上がると思いますが、強調した目とのバランスが悪ければ上方につくるようにします。7、8で触れますが、眉の位置は顔全体の比率とも関係しているので重要になります。


3.眉の太さは、黒目の高さの半分をめやすに。

眉の太さや長さは、定型的な性差というより、時代や文化によって違います。ここに記述している内容は2010年現在のめやすです。


4.眉尻は、口角と目尻を結んだラインより内側におさめる。

余談になりますが、グレイ(宇宙人)の顔はヒトの脳にあるパターン認識用のマップで、生後すぐにヒトを認識するためにあるのではないかという説もあるそうです。目の部分の暗色を最大の特徴とするのは的確に母親を判別する必要があるから。
男性は眉や堀の深さによって女性とは違う明暗のパターンとなることで赤ちゃんの判別ミスを減らしているのかもしれません。


5.6.生え際のエリア(6)がベジータにならないように描く。

目の中心から垂直に引いたライン(5)とライン(4)の間にある生え際が後退するのが男性の特徴。マクドナルドのロゴのようなM字の額にならないようにします。
眉を整えたついでにアイブローペンシルで額が逆U字カーブになるように埋めておきます。見えないようでいて、けっこう印象が変わりますよ。


7.トップを盛る。

耳の付け根(上側)と、ライン(5)と生え際の交点を結ぶライン(7)が顔の中心線と交わる高さが盛る量のめやす。(※7のラインは6のベジータエリアを埋めるめやすでもあります。)
女性も男性も、あご・眉・トップの間の比率はほとんど同じですが、女性は目・鼻・口が男性より下寄りについています。先ほど眉を上げたので、トップも上方につくることで『顔の外枠』の比率を保ちます。

MtFの人は、自毛でロングヘアーにするとトップが潰れるので比率が崩れます。ただし、一般女性と比べて身長が高めであれば見られる範囲が変わるので一様に比較できなくなります。そういうときは大丈夫かも。
また、胸元まで垂れるくらい長ければ見かけの重心も移動するので大丈夫かと思います。

髪は年齢と栄養状態を表現しているので、美を求めるならボリュームやツヤが欲しいところです。


8.センターライン付近の唇の上下をリップライナーで強調する。

男性はあごが長いです。あごと唇の位置関係は動かしにくいので、あごを基準として眉とトップを上げたわけです。また、鼻の下も長いので、リップライナーで唇を上下方向にだけ強調して錯覚でカバーします。

この比率の問題はFtMの人にとってもカバーしにくいポイントかも。パスかオープンかは置いておいて、「付けヒゲ」をするなら鼻の下よりあごが重要だと思います。


9.鼻を小さくするならマイナス7%、首の太さはマイナス9%

メイクではカバーできないところ。鼻は軟骨なので鼻クリップのようなもので長年押さえつけていると変形するかも。(シンクロナイズドスイミングの人たちがそうですね。)
中から突っ張り棒で大きくするほうが簡単なので、FtMの人にはそういうテクニックもアリかも。そこまでしたいかどうかは??わかりませんが。

首は、実に意外なほどに印象を決めているパーツで、女性の首は男性より9%細かったです。これは目の20%に次いで大きい値でした。
女子プロレスラーの人が普段着でいてもたくましく見えるのは首のせいだと思います。FtMの人は首を鍛えて1割太くするといいのかも。


仕上げに、一般的なメイクを施します。(画像ではしていません。女性的な顔のベースづくりを行っただけです。)

ご紹介した手法は、のび太をのび太のママに、スネ夫をスネ夫のママに、ジャイアンをジャイアンの母ちゃんに似せるメソッドです。
のび太をしずかちゃんにするには、一般のメイクテクニックを参考にしてみてください。




おまけ


couple2.jpg

参考に、右は女性の比率に忠実なもの。

どちらもノーメイク顔(左はメイクしていますが)ながら、右はもっと童顔に見えます。しかし別人になってしまっています。
女性のメイクテクニックには童顔をカバーするものがあります。MtFの人はそういったものは避けるほうが無難かもしれません。

ヘアスタイルについては模式的に示しただけなので、自分に似合うヘアスタイルを探してみてください。
横顔のカバーも考えると前髪をオールアップするのはイマイチかも。それと、
アフロを推奨しているわけではありません。

美容整形については門外ですが、本稿が示すこととしては、目・鼻にわずかに変更を加えた状態が、あなたの女性顔ということになります。個性は残したまま女性の顔立ちにしたいのか、美を追求することも含めて変更したいのか、お医者さんと相談することをお勧めしてみます。




おわりに
長らく、MtFに標準化して用いることができる手法というのを探してきました。私はメイクアップのプロではないですが、私なりの調査と実践の繰り返しから、足掛け10年で、ようやくご紹介できるものができたかなと思っています。

一連の作業はPhotoshopを使う人であれば簡単なのですが、「誰でも・現実に・シンプルに」をキーワードとして標準化を目指しました。特に、顔立ちの個性を消すことなく女性化のみを行えるように気をつけました。

事前に処理をしていて気づいたのですが、意外にも(?)イケメンは女性的になりにくかったです。考えてみれば男性的なパーツがあるからイケメンとして成立するわけですものね。結果は、かっこよさはそのままに中性的な感じになります。

私は複雑なプログラミングなどできないのですが、処理を数値化したら、写真を自動で女性的にするアプリなんてのも、できたりするんでしょうか? iPhoneなんかでできたら面白いなと思ってプログラミングの手引きを見ましたが5秒で挫折しました。
手作業で行うほうが個人差に対応できるので、別にいいのですけれどね。

標準的な手法の開発が目指したところだったので、もし、ご満足いただけたらお友だちに教えたり、広めていただけると嬉しいです。標準化させてください。おねえさん、ぼくを男にしてください!
日本人の平均的な顔のデータなどがあれば、もっとカスタマイズできるかもしれません。

もうしばらく、気合いの入ったネタは出てこないと思います(笑)
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【2010/05/25 21:40】 | 2010 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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